
本書は、私と催眠との出会い、そして日本文化との出会いという二重の愛から生まれた。本書では、私の臨床実践、個人的な考察、そして日本の哲学と美学が私にインスピレーションを与えてくれるもの、この2つの世界の間に独自の架け橋を織り込んでいる。
催眠士としての経験から得た臨床例や、「間」「心」「茶道」「書道」「俳句」といった概念との親密な共鳴をお伝えします。これらの要素はすべて、催眠で探求される意識の変容状態とともに、自然に自分の居場所を見つけることができる。
各章は特定の感覚、自分自身や他者、世界との関わり方に焦点を当てている。本書は、催眠術と日本文化の繊細なつながりを感じ、理解し、そして何よりも体験することへの招待状である。
多くの読者にとって、この朗読は治療のようなものであり、一時停止のようなものであり、内なる共鳴の瞬間である。あなたにとってもそうであることを願っている。
360ページ(2024年)
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